二地域居住のお金事情!東京⇔千葉県でどれくらい必要?
- KOJI NAKANISHI
- 8月1日
- 読了時間: 2分

最近では、若い世代を中心に、二地域居住に興味を持つ人が増えていますね。
テレワークの普及により、どこでも仕事ができる環境が整ってきたことで、仕事の負担感から解放され、プライベートな時間も充実することができますね。
さらに、都会と田舎の異なる空間での生活を楽しむことで、異なる文化や自然環境に触れられます。
とくに、自然と触れる機会が多くなり、ストレスを軽減し健康を維持することもできます。
ちなみに、二地域居住を考えるきっかけとなるのが、「サーフィンをしたいので海沿いで暮らしたい」など、趣味(ライフ)を重視した暮らしの実現が多いようです。
1.二地域居住の魅力
① 自分の好きな町に居住できる。
② アウトドアや趣味を満喫できる。
③ ウェルビーイング(身体的な健康、精神的な健康、社会的に良好な状態)が向上。
④ モチベーションの向上や新しいアイデアの発案につながる。
⑤ 家族で新たな体験を享受できる。
2.二地域居住の費用をシミュレーション
憧れの二地域居住ですが、そこにはお金の負担が重くのしかかります。こればかりは千差万別であり、二地域目となる拠点での住まいや移動距離、訪問頻度などによって大きく変動します。まず、生活費はこれまでの1.5倍にはなると考えた方が良いでしょう。
そこで、東京在住の方が週末移住を1カ月(4回)実施した時の費用を試算してみました。
夫婦で東京都から千葉県房総半島に週末移住をすることで、農業体験にチャレンジしながら、趣味のサーフィンも楽しみます。なお、宿泊施設はサブスクで利用できる別荘を想定しました。

〇電車代金 JR東京⇔JR岩井駅 往復3,960円×2名×4回=31.680円
〇宿泊費 サブスク月会員費 1,000円
施設利用料 27,500円/日✕4回=110,000円
施設清掃料 6,600円/日✕4回=26,400円
〇食費 1日2000円×土日2日間×2人×4週分=32000円
〇体験費 1回2,500円×2名×4回=20,000円
二地域居住を実行するのには、一定額以上の費用が掛かることが解ります。
とくに、費用を抑えるためには、宿泊費の見直しが必要となります。
そこで、宿泊費を地方自治体が主に運営をする「移住体験住宅(お試し住宅)」等の活用を検討すると良いでしょう。
なかには、無料で利用できる移住体験住宅もあります。
また、自治体によっては交通費を負担するなど、助成金制度も確認をすると良いでしょう。
執筆:移住プランナー 仲西 康至



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