補助金・助成金を申請するときの注意点
- KOJI NAKANISHI
- 7月25日
- 読了時間: 2分

移住には一定の資金が必要です。
住居の確保や引越し費用だけでなく、「田舎でカフェを開きたい」「畑地を購入して農業をしたい」等、それぞれの夢の実現のためには多額の資金が必要となります。
そのためにも、全国の自治体が設置する補助金や助成金の制度は、有効に活用しなければなりません。
そこで、補助金や助成金を申請するときの注意点についてお伝えしますね。

1. 申請条件の確認
こうした補助金・助成金は制度ごと申請条件が異なります。例えば、居住年数や所得制限、対象となる事業内容等が設定されているますので、必ず事前に条件を確認しましょう。
2.申請期限の厳守
補助金や助成金には申請期限が設けられています。期限を過ぎると申請が無効になるため、早めの準備が必要です。また、「リフォーム補助金」等、移住前から申請が可能なものもありますのでチェックが必要です。
特に、補助金は予算がなくなると期限前であっても募集を終了することがあるため、早い目の申請を心掛ける必要があります。
3. 使途の制限
補助金や助成金は、指定された目的以外に使用することが禁止されています。違反をすることで、返金を求められることもありますので注意が必要です。
4.後払い方式
多くの補助金や助成金は後払い方式で支給されます。そのため、自己資金で費用を負担し、その後に補助金が支給される仕組になります。
5.報告義務
補助金・助成金の使用状況や成果について、報告書の提出を求められるものがあります。
自治体が実施する補助金や助成金は、しっかりとポイントを押さえて、計画的に申請を進めることが成功のコツです。
但し、移住を実行する年度がまだ先の場合は、あまり補助金や助成金を追いかける必要はありません。なぜならば、こうした補助金・助成金は年度ごとの制度であり、条件の変更や廃止があるからです。
どうぞ、補助金や助成金の制度を上手に活用し、移住の夢を叶えてくださいね。
執筆:移住プランナー 仲西 康至



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