移住にはある程度の資金が必要です。「移住資金はいくら必要なのか❓」
- KOJI NAKANISHI
- 6月17日
- 読了時間: 3分

1⃣ 移住資金はいくら必要なのか
移住をするためには多額のお金が必要となります。
それでは移住資金はいくら必要なのか?
これは、移住をする目的によってことなります。
「田舎に移住をして農業をしたい。」「カフェを経営したい」「古民家を再生してゲストハウスにしたい」
皆さんの夢によって、必要な資金は大きく変わります。ここでは、最低、皆さんが準備すべき項目をお伝えします
2⃣ 移住前に必要な資金

移住に必要な資金は、移住前と移住後で考えなくてはいけません。
移住前に必要な資金
① 移住先訪問旅費(交通費・滞在費等など)
② 住居関連費(建築費・購入費・保証金・敷金・仲介手数料、保険料等)
③ リフォーム費
④ 引越し費
移住先を決定するには、何度も移住希望地に足を運ばなくてはいけません。また、都市圏で開催される移住相談フェアなどにも出向く必要があります。
全国の自治体の情報を収集するための資金を準備する必要があります。
移住で最も大きな費用が住居です。新築、中古住宅、賃貸によって、その額は変わってきます。
引っ越し費用は予想以上に大きな額となります。運送業界の人手不足などから、引っ越し費用は値上がりしています。
3⃣ 移住後に必要な資金
移住後に必要な資金
① 当面の生活費 ※3か月以上
② 家具・家電等購入費
③ 自動車購入費 ※2台
④ 国民年金・国民健康保険料・雇用保険・税金等
⑤ 子供の学校関連 ※クラブ活動
移住後はすぐに収入を得られないケースがあります。しかし、光熱費、住民税や子供の教育費など、支出は待ってくれません。当面の生活費として、3か月以上は準備しておくと安心です。
多くの田舎は車がないと生活がとても不便となります。夫婦で1台ずつを考えることになります。
子供の教育費の中でも、塾やクラブ活動費などを考えなくてはいけません。子供に必要な資金だけは疎かにできませんからね。
4⃣ 夢の実現の費用

移住資金で最も大切なのが「夢の実現費用」と呼ばれるものです。
開業・起業・就農など皆さんの夢の実現のための資金が必要となります。この必要資金は、皆さまの夢の中身によって大きく異なります。
自分の夢の実現のための必要資金は、できるだけ丁寧にチェックしておきましょう。
そして、余裕を持っておくことが大切です。
当初、考えていた資金よりも多く必要になります。良く、移住資金のシミュレーションがありますが、そのようなものを頼らない方がいいです。ここで夢が異なるように、必要な資金も異なるからです。
田舎への移住を希望する人が、その夢を途中であきらめる理由の一つが、「移住資金の準備不足」です。「移住資金はそのうちに準備をする」と曖昧にしがちです。
移住資金は移住を考えたスタート時点で「おおよその必要資金」と「不足する額」を明確にし、計画的に準備をしなくてはなりません。
執筆:移住プランナー・空き家相談士 仲西康至




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